売上が伸びるおすすめの接客術(5)
私が憧れ、いつかはなりたいと思っているのは
「あの人、品があるよね」
私の会社で働いてくれるスタッフを選ぶ基準の一つ 「下品じゃない方」
では品とは何ですか?と聞かれると 言葉にするのは難しいのですが
坂東眞理子さんの「女性の品格」から抜粋すると
正義感、責任感、倫理観、勇気、誠実、友情、忍耐力、持続力、節制心があり、判断力、決断力に富み、優しく思いやりがある
自分だけの利益だけを追求しない、弱い人をいたわり助ける、強い人におもねらない、受けた親切に恩返しする
こうやってみると、すべてを満たす品がある人物はそうそういません
わかりやすく言えば、嘘つきや、妬む、悪口を言う人はNG
私は品がある販売員さんから買いたいです
私自身、未だに「品のある人」の域には達していませんが
目指し、心掛けることはできます
嘘をつかない、妬まない、悪口を言わない
今日のテーマは、どんなお仕事をしていても一緒ですね
売上が伸びるおすすめの接客術(4)
笑顔が大事です! 接客業の方は当然わかってます
私は口角が下がっているので、黙っているとコワーイ顔
考え事をしていると、怖い顔になっているようで 恥ずかしながら時々注意されます
でも、いつもニコニコしているのも気持ち悪いような…
飛行機に乗っていると、きれいなお姉さまたちがにこやかに席を回っています
もちろん笑顔ですが、たまに訓練された笑顔が 笑顔の被り物に見える時があります
感情がこもっていない笑顔はバレます
私はお客様と目が合った瞬間に ニカッとします
言葉には出しませんが
「いらっしゃい、私は売りつけないから安心してください。出会いに感謝です」
私にはテレパシーを使う能力はありませんが、あるつもりでメッセージを発信
そして、お客様と話しているときは
アハハッ 大笑いしたり
ウーン 真剣に考え込んだり
エエッ あんぐり口を開けて驚いたり
表情はコロコロ変わります
仕事柄、いつも初めて会うお客様が多いので 知らないうちに身についたようです
「知ってるお客様なの?」 とよく聞かれますが、初対面の方がほとんど
表情にメリハリをつけると、すぐに仲良くなれます
売上が伸びるおすすめの接客術(3)
どんな販売員さんから買いたいですか?
どんな人がイヤですか?
お客様の立場になって考えると、意外と簡単に答えが出てきます
私が服を買うときは…
・ あまりセンスのよくない販売員さんからは買いたくない
・ ブスーっとした販売員さんからは買いたくない
・ 品がない販売員さんもイヤだ
初めて会った時、人は見た目の印象で判断します
セミナーで耳にタコができるくらい聞かされている 「メラビアンの法則」
見た目 55% 話し方 38% 内容 7% 第一印象は3~5秒で決まる
実はとてもいい人でも、見た目の印象がとても悪かったら、そのイメージを覆すのはとても大変なんです
私は販売員さんは、お店の看板と思っています
見た目の管理をするのも、店長や社長の仕事
私の大失敗談は…
元スッチーさんを採用しました。ジュエリーの知識や販売はしっかり教えました
展示会ですので
「服装はスーツ系でおしゃれな感じでお願いしますね」
「はい」
元スッチーさんだから、安心していたのですが、翌朝待ち合わせの駅に現れた彼女は
そのまま麦わら帽子をかぶって、海に遊びに行くのかと思いました
会場近くの商店街はまだ閉まっていましたが、シャッターをガンガン叩き店を開けてもらい、洋服を買い、着替えさせました(私の自腹で!!)
見た目は絶対なんです
お仕事の内容によって、ベストな服装はさまざまですが
ジュエリー屋は服装にも気配りをしないと、お客様に失礼だと考えております
ここは頑固に守ってます
売上が伸びるおすすめ接客術(2)
ほんとうに便利な世の中になりました
いつでも、どこでも、どんなモノでも手に入れることができます
テレビから聞こえてきた、コメンテーターの呟きにドキッとしました
「今、そんなに欲しいものがあるかな?」
便利になった分、無くしたものもあるようです
うちの母の世代は、カラーテレビがあれば自慢だったはず
憧れのカラーテレビを電気屋さんの前を通る度に じーっと見つめ、いつかは…と思い執念で手に入れたのかもしれません
だとすると、テレビが届いた日は どんだけ嬉しかったか!
今は、ポチッとすれば だーーーっと画面に出てきます
これでは、ドキドキ・ワクワクなんてしません
世代によって、モノや販売員さんの選び方は違います
ただ… どの世代もワクワクしないモノにお金を払ってくれません
世代ごとに、感動のツボは違いますので 販売員は器用に使い分ける能力も求められてきます
私はすべての世代に受け入れられるほどの能力は持っていませんが
できるだけガンバル!!
販売員は演じる役が多くて、たいへん 面白くてやめられません
売上が伸びるおすすめ接客術(1)
昨年、社団法人日本ジュエリー協会主催のセミナーで「選ばれる販売員の接客術」をご紹介しました
このブログで、少し補足をしながらシリーズでご紹介したいと思います
〈はじまり〉
どうして、このテーマになったのか、本音は
『お客様に選ばれるような販売員になりましょう』 というメッセージ
それと、お客様にも 『販売員を選んでください』 という裏メッセージもあります
私も買い物をする客の一人です
自分が接客業をしているので、やはり販売員さんを選びます
お米を売る販売員さんでも、お米のことにとても詳しくていろんなことを教えてくれる人やあまり詳しくない人もいます
できることなら、お米の知識が豊富な人にアドバイスをしてほしいですし
プラス、美味しいお米の炊き方をアドバイスしてくれると嬉しいです
また、この人から買いたい
この人すごく良かっって、SNSで呟いたり、友達に教えたりします
販売の現場にいると、いろんなことがあります
「このお米を売らないと、今月売れていないからなぁ」 そう思って、いいですと勧める人も中にはいます
「この人は家族が多いから、味だけじゃなくて、コストも考えないといけないなぁ」 お客様の立場に立って、一生懸命考えてお勧めのお米を選んでくれる人もいます
私はもちろん、お客様の立場でベストのアドバイスをします
でも、売りたいモノを勧めてくる販売員さんを見抜くことはできるのでしょうか?
一生懸命考えてくれている販売員さんは
お客様にいろんなことを聞いて、考えて 言葉にします
一方的にぐわーっと話す販売員さんは、どうでしょうね
売る方も、買う方も幸せになることは出来るんです